こころの伴走者療法の実際　不登校のカウンセリング　６０

萬平さんと福ちゃんは同じ人ではなく、心も身も異なります。だが「世の中に役立つ仕事がしたい」という大志に戻るとき、福ちゃんだけではなく東先生もその妹も心も身も異なりながら一心同体、同じ人になります。

こころの伴走者療法による不登校のカウンセリングについて述べます。

不登校の解決は本人と家族が、自分自身と家族がともに一心同体になるプロセスです。その一心同体は、けっして依存関係ではありません。独立した人間でありながら、同じことを目指します。この道をこころの伴走者はともに走り、不登校の人をその主体とします。