こころの伴走者療法の実際 長い間カウンセリングを受けて苦しむ人
自分の鏡を手放し世界の音を聴く時、世界に有る力は働き私達を救いとります。
こころの伴走者療法で長い間カウンセリングを受けて、それゆえに逆に苦しむ人に出あう事も多いのです。
長期間カウンセリングを受けて逆に苦しむ人は理解にこだわり、迷路に入っています。それはカウンセラーのカウンセリングスタイルにコミットはしても、自分らしさを逆に失ったためであることが多いのです。
こころの伴走者療法では鏡(カウンセラーのカウンセリングスタイル)を先ず手放し、世界の音(その人の置かれた状況と姿勢)を聴きます。その時、偶然により迷路の扉は自(おの)ずから、かつ自(みずか)ら開きます。
このようにカウンセリングスタイルを手放し、こころの伴走者はともに走り続けます。
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